炭のにおい吸着効果:お風呂に炭を入れると体臭が収まる

燃料として利用するイメージが強い炭ですが、実はかなりの消臭効果があります。

炭はものを浄化する作用が強く、例えば、備長炭などの木炭や竹炭は、きれいでおいしい水や空気、豊かな土壌を作るために役立つことが分かっています。

また、衣服や体の嫌なにおいを消す、消臭(体臭予防)の用途でも利用されています。

木炭を顕微鏡で見ると、縦にも横にも通じる穴だらけの構造をしています。穴の表面積は、木炭1g(大人の指先くらいです)で約300平方メートル(約90坪でテニスコート一面分に相当します)もあり、そのため木炭は吸着力が大きいという性質を持っています。

そのうえ、この無数の穴には微生物がすみつきやすく、微生物の膜ができます。木炭が土壌改良や水の浄化に役立つ皮質はここにあります。

木炭を土に混ぜると、水はけや水もちが良くなる他にも、この微生物膜によって土壌中に残留した肥料や農薬が分散されます。

また、水中では、木炭の穴に吸着した汚れや有害物を微生物が分解します。ですから木炭は「土を育てる」農業や、汚水処理、河川の浄化など、環境面で大いに役立つわけです。

 

お風呂に炭を入れてにおいの発生を抑える

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木炭を飲料水に入れておくと、おいしくて綺麗な水にすることができます。

これは木炭によってカルキ臭の元となる塩素や、悪臭をもたらす有機物が木炭の穴の表面に吸着され、さらにそこに住み着く微生物によって分解されるからです。

木炭には、樹木が地中から吸い上げたミネラルが2~3%程度含まれています。内容的にはカルシウムなどの樹木の生育に必要なミネラル分が多く、有害な成分はありません。

そのため、水につけると木炭に含まれる様々なミネラル成分が溶け出すため、木炭を入れた水は、安全性の高い「ミネラルウォーター」になるのです。

また、木炭を入れた水は、その分子構造が小さくなるため、体への浸透性が良くなり、新陳代謝が高まります。その結果、老廃物が排出されやすくなり、においの発生を抑えることができるのです。

まずは、風呂水の浄化に木炭を活用するにも効果的です。お湯にミネラルが溶け出すことで、アルカリイオン水になり、遠赤外線効果も重なって、湯あたりの良い入浴ができます。備長炭なら20cm長のものを2~3本程度入れて入浴しましょう。

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