ワキの多汗症:腋窩多汗症の特徴・発症タイミングと対策法

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腋窩多汗症(えきかたかんしょう)とは、腋からの発汗が多い症状を指します。

多汗症の人は基本的に全身から汗をかきますが、腋窩多汗症の方は汗からの発汗が多くなります。

 

腋窩多汗症の特徴

腋窩多汗症は脇からの発汗量が多い多汗症のことです。

汗が多くなる理由は、腋のたくさんある体温調節の役割を担うエクリン汗腺の機能が低下するためです。

腋窩多汗症は必要以上に発汗を生じさせてしまい、においがきつくなったり、服に染みができてしまうため人に気付かれやすく、発症し悩んでいる方も多いでしょう。

なお、良く勘違いされますが、ワキガとは完全に別物です。

 

腋窩多汗症は後天性の症状です。

同じく腋に関する悩みであるワキガが遺伝性が強いことに対して、腋窩多汗症は成長する過程で突然発症します。

ただ、時期はまちまちであり、思春期に発症することもあれば、20代になってから発症することもあります。また、女性の場合は更年期に差し掛かる頃から症状が出てくることもあります。

 

腋窩多汗症が生じる理由

腋窩多汗症は常に汗をかいている:原発性腋窩多汗症(げんぱつせいえきかたかんしょう)と、何かが引き金となって起きる場合があります。

常に汗が発生する原発性腋窩多汗症は割合的には少なく、患者のうち5%程度とされています。

多くの方は、何かが引き金となり汗が異常に出る腋窩多汗症であり、緊張や不安が主な原因になります。

私自身も緊張や不安が原因で汗がとまらなくなる腋窩多汗症で、汗がダラダラと流れ出て止まらなくなります。

 

腋窩多汗症の発症タイミングと対策法

若く情緒不安定な時期は不安や緊張に起因する腋窩多汗症が多く見られます。

このタイプの腋窩多汗症は特に治療をしなくても、環境に慣れたり年齢を重ねることで自然に収まります。

ただし、緊張が引き金となるため、環境が変化したり、緊張するシーンが日常で増えてくると再発することになります。

気になるところではありますが「ある程度は仕方がない」と割り切って考えるようにしていくと頻度や汗の程度は収まっていきます。

 

これに対して、特別な理由がなく汗が出続ける原発性腋窩多汗症は、更年期の女性に多く見られます。

閉経に伴う更年期障害の代表的な症状の1つであり、この記事はわきの下だけでなく、全身に汗をかきやすくなります。

自然な治療は難しいですが、腋窩多汗症は手術や薬などで治るため、一度皮膚科を尋ねてみると良いでしょう。

多汗症は手術方法などによっては保険非適用になることもありますが、皮膚科で多汗症を診察する場合は保険が適用になります。

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