デリケートゾーンの黒ずみ!陰部(アソコ)を美白にする方法を色々と試してみた

世の女性たちは、自分で自分のデリケートゾーンを見る機会だなんてあるのでしょうか。私はある時まで自分のデリケートゾーンを見たことがありませんでした。
しかし、ある時、将来は結婚できたらいいなぁと思っているカレから言われたんです。
「他の子に比べてアソコ黒いよね」
そもそも、自分のデリケートゾーンすら見たことのない私が、他の女性のデリケートゾーンが何色をしているかだなんて見たこともなければ考えたこともありませんでした。
しかし、思い当たる節はあります。
私の乳首は、自分で言うのも何なのですがピンクではありません。黒いのです。
男性経験が豊富だと乳首もデリケートゾーンも黒いだなんていう記事をどこかで見たような記憶もありますが、今までそんなに多くの男性とも付き合ってきたわけではありません。
私のデリケートゾーンはどうして黒いのでしょうか?
頑張れば私が想像するようなピンク色のようなデリケートゾーンになるのでしょうか。
インターネットでも色々と調べてみたのですが、何が正しいのか正しくないのかという判断をすることも難しかったので、思い切って、美容外科を受診してみることにしました。
私の黒ずみは生まれつき?
まず、私のデリケートゾーンの黒ずみは、生まれつき持っている体質である可能性が高いことが分かりました。
そして、その黒ずみに大きく関係しているものがメラニン色素だということも分かりました。
メラニン色素とは、肌の色や髪の毛の色、瞳の色といった体にあるものの色を作る色素の総称です。
『総称』と位置付けられるには理由があります。メラニン色素は大きく分けると、黒あるいは褐色の色を作るユウメラニンという色素と、黄色あるいは赤色の色を作るフェオメラニンという色素の2つに分けることができます。
一般的に「メラニン」と言う場合はユウメラニンのことを指すそうです。
メラニンには、細胞を破壊する危険性のある紫外線を吸収して、紫外線から細胞を守るという働きを持っています。
夏になると日焼けをして真っ黒くなる人がいますが、これは、皮膚の中にあるメラニンが細胞を守った結果、黒くなっているのだそうです。
とはいうものの、私のデリケートゾーンは日に焼けることはありません。外を裸で歩くこともありませんし、日焼けサロンに行って肌を黒くするようなことをしているわけではないからです。
私のデリケートゾーンでは何が起きているのでしょうか。
先生に聞いたところによると、デリケートゾーンはメラニンの活動が活発になっていて、同じ日本人でも活発になっているパターンが3通りあるというのです。
ジャパニーズスキンタイプ1 | メラニン活性の低い白人に近い日本人の肌タイプであり、日焼けをしても赤くなるだけで黒くはなりません。この肌タイプの人のデリケートゾーンは基本的には淡いピンク色をしています。 |
ジャパニーズスキンタイプ2 | 日本人に多い肌タイプで、日焼けをすると赤くなり、そのあと肌が黒くなります。この肌タイプの人のデリケートゾーンは基本的には淡い茶色をしています。 |
ジャパニーズスキンタイプ3 | 日焼けしても赤くならずに肌が黒くなる肌タイプの人です。この肌タイプの人のデリケートゾーンは日本人の中で最も黒ずみやすくなっています。 |
そうです。
私は小さいころから、日焼けをしても赤くならずにすぐ真っ黒になるタイプでした。私のデリケートゾーンは黒くなる運命だったのかもしれません。
ホルモンバランスの乱れも関係しているかもしれない
私は20台に入ったあたりから生理痛に悩まされることが多く、かかりつけの婦人科もあるほどです。
自分のデリケートゾーンの黒ずみを気にするようになってから、ふと、婦人科の医師に言われたことを思い出しました。それは、「女性ホルモンのバランスが乱れると、肌全体が黒ずみやすくなる」ということでした。
女性ホルモンとはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲストロン(黄体ホルモン)の2種類に大きく分けることができます。そして、エストロゲンとプロゲストロンの働きによって、およそ28日周期という月経サイクルになっているのです。
参照:http://www.k-salad.com/life/lady/b-labo08.shtml
エストロゲンの働き | ・女性らしい体をつくる作用がある・肌の新陳代謝を促す作用がある・皮膚にうるおいを与える・皮脂の分泌を抑える |
プロゲストロンの働き | ・メラニンの働きが活発化する・皮脂の分泌が活発化する・妊娠に備える |
この2種類のホルモン量は月経周期中にも変化しますし、年齢によっても変化します。
そして、ホルモンのバランスが崩れると、私が悩んでいた生理不順というトラブルはもちろん、感情のコントロールが難しくなったり、疲れやすくなったりします。そして、肌全体の黒ずみにも繋がるのだそうです。
肌の新陳代謝はいいとは言えない方だった
肌は28日間かけて角化して最後には垢やフケとなってはがれ落ちていきます。
この『肌の活性化(ターンオーバー)』がしっかり機能していれば、紫外線の刺激などによってメラニンの活動が活発になっても、黒くなった肌はゆっくりと元の肌の色に戻っていきます。
しかし、肌の新陳代謝機能が低下してターンオーバーのサイクルが乱れると、古い角質がはがれ落ちなくなったり、肌が元の色に戻らず黒ずんでしまったり、シミになってしまうこともあります。
理由としては、年齢的なものは確かにあります。
そして、そのほかにも、不規則な生活をしていたり、体に合わない下着を身に着けていたりするだけでも、肌のターンオーバーサイクルは乱れ、肌の黒ずみ化に繋がってしまうのだそうです。
確かに私の肌は全体的に新陳代謝が悪いと言える方です。
少しでも肌の新陳代謝を促そうと、入浴の際にはバスタブに重層を入浴剤代わりに入れたり、定期的に肌のピーリングをしたりしています。
最近は顔のシミも気になるようになって、先日は、美容外科でレーザー治療をしてシミを除去してきたばかりです。
美容外科の先生に色々と指摘をされて、デリケートゾーンが黒ずむ理由が自分の体にたくさん隠されていたことが分かりました。
かなりショックでした。
自分ではどうすることもできないのかとも考えました。
しかし、美容外科の先生からは、治療によってできることのほかに、自分自身で日頃から対策をすることで、デリケートゾーンの黒ずみは改善できる可能性が高いとも言われました。
そこで、先生からのアドバイスをもとに、色々と試してみることにしました。
実録・黒ずみが薄くなるか自分で試した
前提として、デリケートゾーンはメラニンの活動が活発で、肌のタイプによらず黒ずみが生じやすいそうです。
そのようなデリケートゾーンを少しでもピンク色に近付けるためには、
- デリケートゾーンをこれ以上黒くさせない
- コツコツと美白ケアを継続していく
の2点が大切だということを教えて頂きました。
そこで、先生からのアドバイスをもとに、自分自身でできることをコツコツと初めて見ました。
改善1:使用する下着を変えた
普段、下着を買う時には、見た目の可愛さとか、いつも買うサイズと同じであるとかくらいしか考えたことがありませんでした。
しかし、同じブランドの同じサイズでも、下着の形にはバラつきがあり、同じブランド・同じサイズだからといって、自分に合った下着だとは限らないことが分かりました。
私は色々と確かめた結果、ショーツを履いた時に股上が浅いタイプのものだと、デリケートゾーンへの締め付けが強いので、普段はボクサー型のショーツを履くようになりました。
例えばこのような形です。
参照:http://hanamaruhandmade.blog.fc2.com/blog-entry-265.html
そして、素材についても気をつけるようになりました。
以前は見た目の可愛さ重視で素材はまったくといってもいいほど気にしていませんでした。
しかし、販売されているものを見ると、お手頃な値段の下着ほど、化学繊維を使っている下着が多かったのです。
化学繊維を使った下着の場合、デリケートゾーンとの摩擦や炎症が起きやすく、黒ずみが起きやすいそうです。
特に私のように、肌タイプが黒ずみやすい人は、メラニンの活動が活発ですから、化学繊維の刺激すら肌にはダメージが大きいのだと分かりました。
美容外科の先生から頂いたアドバイスによると、肌への刺激が少なく、通気性にも優れているのは、綿やシルクだそうです。
シルクの下着は高額ですので、『勝負下着』として何枚か購入し、普段は綿素材の下着を身に着けています。
また、小さいころから裁縫が得意で自宅のファブリックも気に入った生地を購入してきて、ミシンで縫っているくらいでしたので、デリケートゾーンンの黒ずみについて考えるようになってから、ショーツを自作することも始めてみました。
参照:http://item.rakuten.co.jp/nakanotetsu/5510/
型紙はインターネット上を検索するといくつも出てきますし、通販で型紙を購入することもできます。
気に入った生地で簡単に作ることができますし、カレからも「その下着作ったの?カワイイね」と言ってもらえたりしています。
改善2:使用するナプキンを変えた
今までは安ければどんなナプキンでもいいと思って使っていましたが、ナプキンとデリケートゾーンとの摩擦によっても黒ずみが生じてしまうということを先生から教えて頂きました。
そこで、使用し始めたのが、ユニ・チャームの『ソフィはだおもい®』です。
『ソフィはだおもい®』はCMでもアピールされているように、生理中の敏感肌にやさしいナプキンであることが特徴です。
生理中に敏感になる肌に対応できるように作られている商品であればデリケートゾーンにもきっと優しく、黒ずみの原因となるような過度の摩擦も防いでくれるのではないかと考えました。
実際使ってみると、今までは使うナプキンによってデリケートゾーンにかゆみが生じるものもあったのですが、『ソフィはだおもい®』を使っている時にはかゆみを感じることもありません。
おそらく、デリケートゾーンへの過度な摩擦も防ぐいことができているのではないかと感じています。
改善3:生活習慣を見直した
体に不調があると、「生活習慣を見直そう」というキーワードがよく聞かれます。
実は、デリケートゾーンの黒ずみも、生活習慣によって改善することができるそうなのです。
<睡眠不足を解消した>
仕事をしていると、どうしても帰宅時間が23時以降になりがちで、睡眠時間も平均をすると4時間程度という毎日を過ごしています。
しかし、このような生活を続けていると、疲労を回復させ新陳代謝を促してくれる成長ホルモンが上手く分泌されないそうなのです。
デリケートゾーンの黒ずみを少しでも薄くできればと、早寝早起きをして睡眠時間を最低でも6時間は確保するようにしました。
会社には夜遅くまで残っているのではなく、朝7時には会社について、始業時間である9時までの2時間を、今まで残業で対応していた物の処理に充てるようにしました。
この生活をするようになってから、朝スッキリと起きられるようになりましたし、顔の色がワントーン明るくなりました。
さらに、夜残業をしている時と比べると朝は誰にも邪魔されませんので、仕事がはかどるようになったので、ストレスが溜まりにくくなったとも感じています。
<食生活を解消した>
仕事で忙しいと、どうしてもコンビニのお弁当が中心になったり、野菜不足になったりする食生活が続きます。すると、肌の調子も悪く、疲れやすくイライラする日が多くありました。
睡眠時間を確保するために早寝早起きの生活に変更してから、朝の時間に余裕ができるようになったので、昼ご飯用にお弁当を作る生活を始めました。
特に私は生理不順など婦人科系の問題も抱えていたので、大豆イソフラボンや女性ホルモンの分泌を促すビタミンB6・ビタミンEに着目をして献立を決めるようにしました。
豆腐ハンバーグやマグロの漬け丼、アボカドの豚肉巻きやかぼちゃの煮物などはお弁当の常連となっています。
また、仕事のストレスもあって飲酒は毎日していたのですが、これも量を減らしながら、今では1週間に350mlのビールを1缶だけ飲むようになりました。
お弁当生活を始め、アルコールの節制をするようになってから、生理周期が安定し始め、生理痛が少し軽くなったように感じます。また、定期的に行っていた顔のピーリングも行かなくなりました。新陳代謝が良くなっているのかもしれません。
<運動不足を解消した>
食生活を改めた頃から、朝1時間程のジョギングをするようになりました。
朝のサッパリとした空気を感じながら、自分のペースでジョギングをしていると、さわやかな気持ちになります。
食生活の改善効果もあるのかもしれませんが、ジョギングを始めるようになってから冷え性が改善し、汗をかきやすい体質になりました。そして、半年で8kgのダイエットにも成功することができました。
思い切って自分のデリケートゾーンを見てみた
ここまで色々と対策を続けてきたのだから少しは改善しているだろうと思い、スマホで自分のデリケートゾーンを撮影してみました。
その結果…
カレから「他の子に比べてアソコ黒いよね」と言われていた私のデリケートゾーンは、薄い茶色のような色になっていました。
色々な対策をし始めてから1年間で黒から薄い茶色に変化したのです。
ピンク色とまではいきませんが、自分自身の中で達成感はとてもありました。
なお、私は今でも使っていないのですが、クリニックによってはメラニンの合成を抑えるハイドロキノンやレチノイン酸配合クリームを処方してくれます。
自分の症状と先生からのアドバイスによっては、クリームを使ったデリケートゾーンの美白ケアもよいのではないでしょうか。
まとめ
デリケートゾーンの黒ずみをなくす努力は今でも続けています。
そして、最近はさらに、茶色が薄くなってきたように感じます。先生も言っていましたが、デリケートゾーンの黒ずみ改善は、対策を続けることが本当に大切だと感じました。
そして、医師に相談をして正しい知識を得た上で対策することの重要性も感じることができました。
私の経験が、デリケートゾーンの黒ずみに悩む人にとって参考になれば嬉しいです。